Adams

Adams〔英語〕アダムズ、アダムス

  • 英語圏:サーネーム

由来

アダム(Adam)の子を意味し、イングランド、スコットランド、アイルランドで著名なサーネーム。

著名人

アメリカの政治家一家、アダムズ家(Adams family)が高名。

アダムズ家はアメリカ合衆国第2代大統領ジョン・アダムズ、および第6代大統領ジョン・クインシー・アダムズの2人の大統領を輩出した。一族から大統領を2人排出しているのは、ハリソン家、ルーズベルト家、ブッシュ家のみである。

さらに、第13代大統領のミラード・フィルモア、第27代大統領ウィリアム・ハワード・タフト、第30代大統領カルビン・クーリッジや副大統領のディック・チェイニーは共通の祖先であるヘンリー・スクワイア(Henry Squire)を通してアダムズ家のメンバーと遠い血縁関係にある。

Henry Squireの娘Edith Rosamund Squireが、アダムス家の祖先Henry Adamsと結婚している。その後、Henry Adams -> Joseph Adams -> Joseph Adams Jr. -> John Adams -> Sr. John Adams -> John Quincy Adamsと繋がる。

この一族の祖はヘンリー·アダムズ(Henry Adams)で、イングランドに生まれた彼はマサチューセッツ湾植民地の最初の入植者の一人である。

ジョン・アダムズ(John Adams)

第2代アメリカ合衆国大統領。アダムズ政治一家の1代目。
ジョン・アダムズは、大陸会議にマサチューセッツ湾植民地の代表として出席し、さらに1776年に大陸会議がアメリカ独立宣言を採択する際に指導的な役割を果たした。大陸会議からヨーロッパに派遣され、イギリスとのパリ条約締結では交渉の主役となり、またアムステルダムから重要な借款を得る中心人物だった。独立に貢献したことで、ジョージ・ワシントンの下で2期副大統領を務め、また第2代大統領にも選出されることになった。

ジョン・クィンジー・アダムズ(John Quincy Adams)

第6代アメリカ合衆国大統領。アダムズ政治一家の2代目。
第2代大統領ジョン・アダムズの息子であり、最初の親子二代の大統領となった人物。「クィンジー」という名は母方の祖父、ジョン・クィンジー大佐(Colonel John Quincy)から採られている。マサチューセッツ州クインシー の名前は、このジョン・クィンジー大佐から採られている。
クィンジー大佐の娘エリザベス・クインシー(Elizabeth Quincy)はウィリアム・スミス(William Smith)と結婚し、その次女がジョン・Q・アダムズの母アビゲイル・スミス・アダムズ(Abigail Smith Adams)を生んだ。このクインジー一家も政治家一家として高名。

サミュエル・アダムズ(英: Samuel Adams)

ジョン・アダムズの又従兄弟で、アメリカ合衆国建国の父の一人。第4代マサチューセッツ州知事。

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