Alice

Alice〔英語〕アリス

  • 女性のギブンネーム

由来

もともとは、ドイツ語圏の女性名「アーデルハイト(Adelheid)」(古高ドイツ語の「Adalheidis」)で、「adel」は「高貴な」を意味し、「heit」は「姿」や「形」を意味した。

これがフランスへと伝わって「Adelais」となり、この短縮形が「アリス(Alice)」である。

元のAdalheidisが直接英語に伝わった名前がアデレード(Adelaide)、直接フランス語に伝わった名前がアデライード (Adélaïde)となっている。

アリスとハイジ

なお、ドイツ語圏の「アーデルハイト(Adelheid)」自体の短縮形・愛称が「ハイジ(Heidi)」である。

スイスの作家ヨハンナ・シュピリ作の『アルプスの少女ハイジ』(原題 “Heidis Lehr und Wanderjahre” または “Heidi Kann Brauchen, Was Es Gelernt Hat”)の主人公ハイジ(本名:アーデルハイト)と、イギリスの作家ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』(Alice’s Adventures in Wonderland)の主人公アリスはどちらも有名だが、この2人は語源が同じということになる。

著名人

ブルグントのアーデルハイト(Adelheid von Burgund)

イタリア王妃、東フランク王妃、そして最初の神聖ローマ帝国皇后。カトリック教会の聖人。オットー1世大帝の2番目の妃で、皇帝オットー2世の母親、皇帝オットー3世の祖母である。

ブルグント王でイタリア対立王でもあったルドルフ2世と、その妻でシュヴァーベン公ブルヒャルト2世の娘であるベルタの間の娘として生まれた。最初イタリア王のボゾン家の子息ロターリオ(ロテール)2世に嫁いだ。しかしロターリオはイヴレーア辺境伯ベレンガーリオ(2世)により殺され、自分の息子アダルベルト2世をイタリア王位の相続権を持つ前王妃アーデルハイトと結婚させようとする。ここで王妃は東フランク王オットー1世に使者を送り、救援を求めたため、オットー1世はイタリア遠征を行ってベレンガーリオ父子を追い出し、救出されたアーデルハイトはパヴィーアでオットーと結婚した。 962年、オットーは教皇ヨハネス12世によりローマ皇帝となっている。

 

 

 

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