Roosevelt〔英語〕ルーズベルト、ローズベルト、ローズヴェルト
- オランダ系の英米人のサーネーム
由来
オランダ語の「Van Rosevelt/Van Rosenvelt」を語源とし、「バラの野原から」を意味する。
著名人
2人の大統領を排出したルーズベルト家が著名。
- 第26代大統領セオドア・ルーズベルト(Theodore “Teddy” Roosevelt)
- 第32代大統領フランクリン・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)
このルーズベルト家は、17世紀にクラウス・M・ローゼンベルツ(Claes Maartenszen van Rosenvelt)がオランダから移住、2代目ニコラスが姓をルーズベルトと改め、その時代に家系が2つに分かれた。
一方が第26代のセオドアの家系、もう一方が第32代のフランクリンの家系となる。※セオドアとフランクリンとは五従弟(12親等)の関係に当たる。
なお第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であるアナ・エレノア・ルーズベルト(Anna Eleanor Roosevelt)は、セオドアの弟・エリオット・ブロック・ルーズベルト(Elliott Bulloch Roosevelt)の娘であり、後にフランクリン・ルーズベルト(後の第32代大統領)の妻となった。
これにより2つに別れていた家系は再び繋がることとなった。
ニューヨーク・マンハッタンにある「ルーズベルト島(Roosevelt Island)」は、元々レナペ族によってMinnehanonckと呼ばれていたもので、その後、ホッグ島、ブラックウェルズ島、ウェルフェア島と代わり、最終的にフランクリン・ルーズベルトの名を取って現在の名前となった。また、南極ロス棚氷の中にある氷に覆われた島である「ルーズベルト島(Roosevelt Island)」も同様にフランクリンの名にちなむ。