円卓の騎士

Knights of the Round Table〔英語〕円卓の騎士

アーサー王物語においてアーサー王に仕えたとされる騎士。

概要

円卓の騎士の名は、キャメロットの城にある円卓を囲んだことに由来する。上座下座のない円卓が用いられたのは卓を囲む者すべてが対等であるとの考えからである。

新たな円卓の騎士は空席ができたときにのみ迎えられる。その者は以前の騎士より勇気と武勲を示さなければならず、それができなければ魔術師マーリン(Ambrose Merlin)が円卓にかけた魔法により弾かれてしまう。

円卓の騎士の一覧

アーサー王(King Arthur)

Arthur」を参照のこと。妻のグィネヴィアについては「Jennifer」を参照のこと

ランスロット卿(Sir Lancelot)

主君アーサー王の王妃グィネヴィアとの不義の恋と、それにより円卓の騎士の分裂の一因となった人物である。

ガウェイン卿(Gawain):フランス語名はゴーヴァン(Gauvain)

アーサー王の甥。オークニー王ロトとアーサーの異父姉モルゴースの子。弟にガヘリス、ガレス、アグラヴェイン、異父弟にモルドレッドがおり、息子にはフローレンス卿、ロヴェル卿、ガングラン卿がいる。

パーシヴァル卿(Sir Perceval / Percival):パルジファル、パルツィファルとも

聖杯探索の関連で最も有名な人物の一人。語源としては、 perce(貫く)+val(谷)、すなわち「谷を駆け抜ける者」が有力。

ガラハッド卿(Sir Galahad):ギャラハッド、ガラハド、ガラードとも。

ランスロット卿とペレス王の娘エレインの子供で、聖杯を見つけた3人の騎士のうちの1人。

ケイ卿(Sir Kay, Cei):カイ、カイウス、カ、クーとも。

エクトル卿の子でアーサー王の義理の兄(乳兄弟)にあたる。

ベディヴィア(ベディヴィエール)卿:

英語: Bedivere、ウェールズ語: Bedwyr、フランス語: BédoierもしくはBédivere。

エクスカリバーを湖の貴婦人に返還した人物。兄弟にルーカン卿、いとこにグリフレット卿がいる。

トリスタン卿(Tristan, Tristram):トリストラムとも。

英語ではトリスタン(Tristan)ないしトリストラム(Tristram)、フランス語ではトリスタン(Tristan)、ドイツ語ではトリスタン(Tristan)ないしトリストラント(Tristrant)とされる。

リオネスの王子。トリスタンの出生前に父親を失った、あるいは父親が母親以外の女性と関係を持ち、家庭に帰ってこなくなったという悲しみから、母親に「トリスタン(悲しみの子)」と名づけられた。

ガレス卿(Gareth)

ガウェイン卿の末弟にしてアーサー王の甥に当たる人物。「ボーマン」(Beaumains)とも呼ばれることがある。兄であるガウェイン卿や、ランスロット卿から非常に愛されており、彼の死がガウェイン卿とランスロット卿の関係を修復不能なものとし、ひいては円卓の騎士の崩壊につながることになった。

ボールス卿(Bors):ボースとも

ボールス王(King Bors)と彼の息子で円卓の騎士であるボールス卿(Sir Bors)がいる。親子でありながら同じ名前なので、区別するために父親は常に「ボールス王」と称号をつけ、あるいは息子の方をボールス・ド・ゲイネスと表記されることがある。なお、フランス語表記ならボゥホート(Bohort)となる。

ラモラック卿(Sir Lamorak)

ペリノア王の息子であり、兄弟にトー卿、アグロヴァル卿、パーシヴァル卿がいる。マロリー版では非常に武勇に優れた人物であり、第一の騎士ランスロット卿、第二の騎士トリスタン卿に次ぐ、第三の騎士とされる。

ユーウェイン卿(Sir Ywain、またはUwain)

ウリエンス王と、モーガン・ル・フェイの子とされることが一般的。アーサー王にとっては、甥にあたる。もとの起源はケルト系であり、かなり古い部類に属する。

パロミデス卿(Palomides)

発音としては、パラミティーズ卿、パラメデス卿(Palamedes)などを採用しているものもある。

トリスタン卿とイゾルデへの愛をめぐって争ったこと、「唸る獣」の探求をしたことで有名。なお弟のサフィア卿も円卓の騎士である。もともとがサラセン人(イスラム教徒)であるという異色の経歴を持つ。

アグラヴェイン卿(Agravain)

オークニーのロット王の息子にして、ガウェイン卿の弟。アーサー王の異父姉モルゴース王妃の息子で、アーサー王の甥にも当たる人物である。

ペリノア王(King Pellinore)

分が単なる騎士ではなく「王」であるため、形式上はアーサー王と同格。騎士ではあるもののその前半の生涯は己の探究心を満たすために費やされた。アーサー王と戦い、エクスカリバー(あるいはカリバーン)を折った人物であり、非常に武勇に優れていたとされる。

モルドレッド卿(Mordred)

アーサー王とモルゴース王妃の息子など。アーサー王の親族(甥または息子)で、王に対して謀反を起こし、カムランの戦いでアーサー王に致命傷を負わせるも、討ち取られる。

 

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